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ガード不能ESGC

どういうこと?

GC(ガードキャンセル)はヴァンパイアシリーズを代表するシステムのひとつですが、セイヴァーではESGCがガード不能になるキャラがいます。

これらのキャラがESGCを出した場合、攻撃が当たる場所に相手がいれば必ず当たります。

この挙動は意図したものではなく、アナカリスのGC(ES版しかない)をガード不能にしたら、発生が早い他のキャラのESGCもガード不能になってしまったのではとの説もありますが、実際のところは不明です。

いずれせよ、発生までの予備動作が6フレーム以内のESGCはガードできません。ESでなければどれだけ発生が早くてもガード可能です。

どうやって使うの?

空中チェーンの二段目以降に

効果を実感しやすいのは相手の空中チェーンの二段目以降にGCをかける時です。

空中チェーンに対してGCをかけた場合、技が発生する前に相手が着地してしまい、せっかく出したGCをガードされがちです。

ここでガード不能なESGCを使うと、相手が着地してレバーを後ろに入れていてもGCが当たって状況をひっくり返せます。

空中チェーンは見てからGCも入力しやすいので、ゲージがあれば安定して切り返せます。

単発の飛びやダッシュに

もちろん単発の攻撃にかけるのも有効です。

相手の詐欺重ね的なムーブに対しても、GCが出れば巻き込めるのでここぞという場面で使えると安心感が増します。

低めの垂直ジャンプ攻撃からの当て投げのような、非常に強い攻撃も返すことができます。

必ずしも万能ではない

当たらなければどうということはない

ガードができないだけで、相手がそもそも攻撃が届く範囲にいないと当たりません。

遠くからチクチクされている時に出しても空振りに終わってしまいます。

特にフェリシアのESGC(デルタキック)の攻撃判定はほぼ上方向にしか出ず、有効範囲は短いので空振りしがちです。下りの攻撃はガード不能にならないので手痛い反撃を受けてしまいます。

ゲージを使うがダメージは小さい

ES技なので当然ですがゲージを消費します。有効だからといって使いすぎると、いざという時に足りなくなるので注意しましょう。

またGCの攻撃力は通常の半分になってしまうので、ダメージそのものは小さくなっています。

展開が良くなっても相手の体力を奪うのに使うゲージが足りなくなると、最終的な勝ちを得るのは難しくなるかもしれません。

相手をする側からしても「ESGCは喰らったけど、1ゲージ使わせたのでOK」となる場合もあります。

モリガンのESシャドウブレイドは意図せずGCになってしまう場合も多く、生で当てたかったのにダメージが減ってしまうことがあります。

カス当たりに注意

空振りはしなかったとしても、技の端がギリギリで当たった場合など美味しくない展開に陥ることがあります。

デミトリ

例えばデミトリのESGC(デモンクレイドル)は1〜2回しかヒットせず、ノーマルGCよりもダメージが低くなったりします。

ダウンは取れるのでまだいいのですが、

あたりを考えると、ゲージを一本使った結果としては微妙かもしれません。

他のいろんなことにゲージが欲しくなるキャラなので、ここで使うかは難しいところです。

リリス

ESシャイニングブレイドは3回昇竜拳が出ます。近ければ連続ヒットするのですが、二発目が届かないと相手が一発でダウンして、起き上がってきた時にリリスの技がまだ終わっていない悲劇が起きます。

せっかく切り返したのに、着地でまとまったダメージを叩き込まれてかえって展開が悪くなることさえあります。